バットの握り方には、人それぞれの握り方があります。
例えば、グリップを短く持つバッターもいれば、グリップエンドに小指をかけるくらい、バットを長く持つバッターもいます。
このように、バットを短く握るか長く握るかは、相手ピッチャーのタイプによって、対応を変えることがあります。
そして、もうひとつ握り方の違いとして、手のひらでグリップを握るタイプの人と、指にグリップをかけて握るタイプの人がいます。
手のひらで握る方法を、“パームグリップ”、指にかけて握る方法を“フィンガーグリップ”と言います。
それぞれの握り方にメリットがありますが、今回は、古田敦也氏が打球の飛距離を伸ばすためにオススメする、バットの握り方について解説した動画を紹介します。
パームグリップのメリット
最近のプロ野球選手や高校生のバットの握り方を見ると、パームグリップで握る選手が多いようです。
パームグリップのメリットは、親指の付け根に力が加わり、リストから直線的にボールを捕らえることで、強い打球を打ち返すことができることです。
実際に、パームグリップで握ってみるとわかりますが、リストにも力が入るため、手首が動かしづらくなっています。
打球の飛距離をアップさせたい選手には、パームグリップがオススメです。
フィンガーグリップのメリット
一方、フィンガーグリップでバットを握っている選手も、少ない訳ではありません。
フィンガーグリップのメリットは、リストに余裕があるため、変化球にも対応しやすく、ミートに適していると言われています。
実際に、フィンガーグリップで握ってみると、指の関節に力が入るため、手首はある程度の自由が効くようになっています。
ミートバッティングを心がけたい選手は、フィンガーグリップがオススメです。
飛距離を伸ばす野球道具
古田敦也氏が解説する動画の全編は、下記よりご覧いただけます。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=TLyfvMmXIgs