ダウンスイング?レベル?打者のタイプ別で考えるバッティングフォームの作り方

野球のバッティングフォームにおける大きな違いとして、レベルスイング、ダウンスイング、アッパースイングの3つのタイプがあります。

一流のプロ野球選手など、結果を残した打者には、打ち方に違いがあっても、それぞれの理論があります。
そして、同じように真似してやってみても、必ずしも良い結果につながる訳ではありません。

今回の記事では、トクサンやライパチが自分の特徴に合わせて、どのようなスイングが一番良いのか?その考え方とタイプの違いを解説します。

トクサンとライパチのバッティングフォームの違い

トクサンTVでもおなじみのIWAアカデミーで、以前に2人がそれぞれにマッチしやすい構え方とバッティングフォームを指導されていました。

それぞれの構え方とバッティングフォームは、次の通りでした。

トクサンの場合
つま先とお腹をピッチャー方向に向け、グリップの位置は深め(キャッチャー方向)に置いて構え、レベルスイングのイメージでスイングするタイプ
ライパチの場合
軸足のつま先とお腹をキャッチャー方向に向け、グリップは顔の前くらいの位置で構え、ダウンスイングでボールを叩くようなイメージでスイングするタイプ

比較してみると、2人の構え方は全く真逆となりました。

そして、実際にライパチが羽打ちをしてみても、自分に合ったスイングをすると、力強くスイングしていることがわかります。

逆に、ライパチがトクサンのバッティングフォームを真似しても、力強いスイングはできていないのがわかります。

大切なのは自分に合ったバッティングフォーム

普段、同じチームで野球をしている2人であっても、それぞれ、体の筋力や感覚、そして打者としてのタイプも違いがあります。

つまり、バッティング技術を向上させる上で大切なのは、バッティングの構え方や、ダウン、レベル、アッパーなどのスイング軌道だけではなく、自分自身に合ったバッティングフォームを探して身につけることです。

これは、選手だけでなく、野球の指導者も認識しておく必要があり、個人の考えや理論だけでなく、それぞれの選手に対して、どれだけ最適なバッティングフォームに導いてあげることができるかが大切です。

もちろん何が正解というのはなく、練習の中で探し続ける必要がありますが、選手は試行錯誤しながら最適なバッティングフォームを見つけ、指導者は、選手の筋力や感覚を感じながら、上達に導いてあげられるよう指導しましょう。

以上、今回は打者のタイプ別に見る適切なバッティングフォームの作り方をご紹介しました。

詳しくは、動画でご覧ください。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=_LvQhsZlgPYY

トクサン

Youtuber

野球YouTuber・トクサンです!帝京高校で甲子園出場→創価大学で全国4強(主将)でドラフト候補。SWBC JAPAN 軟式日本代表。