内野手がゴロを捕球する時の基本姿勢が、腰を低くする捕球姿勢です。
特に低いバウンドのゴロを捕球する際に、腰が高くなってしまうと、いわゆるトンネルになってしまったり、ボールを捕り損ねてしまいます。
また、目線が高くなるため、速い打球に対する恐怖心が出やすくなります。
腰を低くすることで、打球に対して目線が近くなり、捕球ポイントをつかみやすくなるため、腰を低くした捕球姿勢は、うまい内野手の条件と言えます。
この記事では、元プロ野球選手で、現在は栃木ゴールデンブレーブスの監督を務める寺内監督からトクサンが教わった内野手が腰を低くした捕球姿勢をとるコツについてお伝えします。
「腰が高い」「腰をもっと落とせ」と指導される方は、ぜひ実践してみてください。
腰が高くなる原因
内野手で腰が高くなる人は、上半身に意識が行っている可能性があります。
上半身に意識が行ってしまうと、頭だけを下げて、上体だけが前に突っ込んでいたり、お尻だけが落ちてしまう不自然な捕球姿勢になってしまいます。
このように、腰を低くしようとしても、そもそも意識するポイントが間違っていれば、改善することはできません。
腰を低くした捕球姿勢をとるためには、意識するべきポイントをつかみましょう。
ゴロ捕球で腰を低くするポイント
腰を低くするために意識するポイントは、おへその下の下腹部です。
また、スタートの1歩目と、捕球前の右足を前に出した時に下腹部を意識してみましょう。
下腹部を意識することで、自然な形で腰を落とせるようになります。
そして、同時に、捕球の後の送球も体重移動がスムーズにできるため、正確な送球にもつなげることができます。
今までやっていたゴロの捕球姿勢と、下腹部を意識した捕球姿勢を比べながら練習してみましょう。
詳しくは、わかりやすく解説された動画をご確認ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=FMOkAO9iqDE