【動画】レベルスイングのバッティングを簡単に身につける練習方法

バッティングを上達させるには、様々な練習方法がありますが、動作分析のスペシャリストが教える「小学生22のバッティングドリル」で紹介されている動画から、小学生のバッティングを体系的に考えた上で役立つ練習方法を紹介します。

動画は小学生でもわかりやすい練習方法ですが、中高生や大人でもできる基礎的な練習方法ですので、是非取り入れてみてください。

今回の記事は、レベルスイングを簡単に身につける練習方法です。

理想のバッティングフォームとは?

バッティングのスイング軌道には、大きく分けると3つのパターンがあります。

  • レベルスイング:バットを水平に振るスイング
  • ダウンスイング:バットを上から下に叩くように振るスイング
  • アッパースイング:バットを下から上にすくい上げるように振るスイング

一昔前の野球では、ゴロを打って、相手に捕球と送球の2つの動作をさせることで、相手エラーによって出塁の可能性を高めたりランナーを進塁させるため、特に少年野球では、ダウンスイングの打撃フォームの指導が多くなされていました。

一方で、最近では、フライボール革命という考えも生まれ、外野に強い打球を飛ばすスタイルのスイングを身につけようと、結果的にアッパースイングや、アッパースイングに近い打撃フォームを取り入れるチームも増えています。

フライボール革命は、メジャーリーグの打者から収集したデータを分析したところ、98マイル以上の打球速度と、26〜30度の角度の打球が安打の確率が高いという結果を受けて最近アメリカを中心に推奨されている考え方です。

ただし、メジャーリーグでは、本塁打が増えたものの、三振数が増え、安打数が減少したという結果も出ているため、フライボールのデメリットを考えずに取り組むのには注意が必要です。

今回の主題である「レベルスイング」は、筑波大学の川村卓監督も推奨するスタイルのバッティングフォームであり、今の日本の野球では、最も理想としている人が多いと言えるスイング軌道です。

川村卓監督は、筑波大学で野球部の監督を務めていますが、野球の動作解析の専門家でもあり、多くのプロ野球選手のバッティングフォームについても研究しています。

そんな、川村卓監督がレベルスイングを身につけるための練習方法として、「ラインスイング」という練習メニューがあります。

特に、下記のような課題があるバッティングフォームを修正、改善したいバッターに有効な練習方法です。

  • ダウンスイングを矯正したい
  • アッパースイングの癖がついている
  • スイングが波をうってしまう
  • ミート率を上げて強い打球を打ちたい

動作分析のスペシャリストが教える「小学生22のバッティングドリル」

レベルスイングを身につけるラインスイング

ラインスイングは、素振りができるスペースと、1本の紐をストライクゾーンに通す環境があればできる練習です。

まずは、梱包に使うようなビニール紐(5m程度)を準備しましょう。

ピッチャー側とキャッチャー側に紐をつなぎ、まっすぐ張るようにします。

次に、ストライクゾーンでボールを捉える前から、紐に沿って水平にバットを移動させます。

この時、はじめはゆっくりでも構いません。

バットが上がったり下がったりしないように、水平な軌道が身につくまで、繰り返し練習しましょう。

この練習を繰り返し行うことで、レベルスイングの感覚を体で覚えられるようになります。

詳しくは、わかりやすく解説されたYouTube動画をご覧ください。

動作分析のスペシャリストが教える「小学生22のバッティングドリル」では、他にもプロ野球選手などを研究した結果から、理論的なバッティングの練習方法を紹介しています。
詳しくはこちら(外部サイト)

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2019.11.12

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