野球で上達するには、様々な練習方法がありますが、動作分析のスペシャリストが教える「小学生22のバッティングドリル」で紹介されている動画から、野球の動作に効果的な練習方法を紹介します。
今回は、野球をする上で、年齢に関係なく必要な、内転筋、股関節を鍛えるトレーニングです。
内転筋は、股関節と直接関わるため、野球の動きの中でも、バッティングの動作の他、投球、守備、走塁の動作など、あらゆる動きで使う筋肉です。
内転筋・股関節を使う野球の動き
- 下半身を使ったバッティング
- ピッチングでの体重移動
- ゴロの捕球動作
- 捕球後のスローイング
- 走塁のスタート時
これらの動作からもわかる通り、内転筋や股関節の動きは、始動時には出力を高める役割を担う他、体重を受け止めたり、ブレーキをかける役割も担います。
しかし、内転筋は、普段の私生活ではあまり使わないため、意識的に強化に取り組まなければ、鍛えるのが難しい筋肉でもあります。
そんな時には、今回ご紹介する、子どもから大人まで、簡単にできる内転筋のトレーニングを取り入れてみてください。
どこでもできる内転筋・股関節トレーニング
この内転筋および股関節を鍛えるトレーニングは、どこでも簡単にできる練習メニューです。
場所は、砂地のグランドが適しています。
トレーニングの方法は、両足を肩幅より少し広く開いて立ち、足を擦らしながら股の間にある砂を中央に集めます。
意識するポイントは、ジャンプしすぎない事、なるべく多くの砂を集めるように足を擦らしながら動作を繰り返す事です。
普段の練習メニューとして、10回程度を数セット行うだけで、鍛えるのが難しい内転筋・股関節を強化することができます。
詳しくはわかりやすく解説された動画をご覧ください。
動作分析のスペシャリストが教える「小学生22のバッティングドリル」では、他にもプロ野球選手などを研究した結果から、理論的なバッティングの練習方法を紹介しています。
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