現在、日本球界を代表するバッターと言えば山田哲人選手です。
2015年、2016年と2年連続でトリプルスリーを達成しましたが、その達成の裏には、杉村コーチと取り組んだ11種類のティーバッティングがあることは今やたくさんの方に知られている話です。
実は、杉村コーチは、山田哲人選手だけではなく、内川聖一選手、青木宣親選手など、多くの打者に指導した経歴を持っています。
今回は、野球ユーチューバー・向さんが、山田哲人選手が練習で取り入れている11種類のティーバッティングを再現した動画を紹介します。
ボールをトスする人、打つ人の双方に技術が必要です。
ケガにつながる恐れがありますので十分注意してください。
11種類のティーバッティングメニュー
通常のティーバッティング
オーソドックスに行われている、斜め前からトスする基本的なティーバッティングです。
歩きながらのティーバッティング
歩きながら足を上げ、しっかりと体重を軸足に乗せてから打つティーバッティングです。
十分に間を取ることで、タメを作った力強いスイングができるようになるための練習です。
テンポよく歩きながら連続でのティーバッティング
歩きながらテンポよく連続で打ち続けるティーバッティングです。
テンポを速くすることで、体重移動をしつつ、キレのあるスイングをするための練習です。
ワンバウンドを打つティーバッティング
ワンバウンドしたボールを、落ちてきたタイミングで打つティーバッティングです。
手元で落ちるような変化球に対応するため、ボールをしっかりと見て打つための練習です。
バットをクロスさせてから打つティーバッティング
バットをXの字にクロスさせてから打つティーバッティングです。
バッティングの中で、力の入るポイントを意識づけさせるための練習です。
後ろから投げたボールを打つティーバッティング
キャッチャー側からトスされたボールを打つティーバッティングです。
ミートポイントをしっかりと見て、フォロースルーを大きくとるための練習です。
大股で打つティーバッティング
足を大きく開いて、腰を落として打つティーバッティングです。
下半身を使ったスイングが必要で、体制を崩されても低めに対応するための練習です。
バランスボールを使ってのティーバッティング
バランスボールに座りながら打つティーバッティングです。
上体が前に突っ込むことを防ぎ、体幹を使ったスイングをするための練習です。
横からのボールを打つティーバッティング(速いボール)
真横からトスされた速いボールを打つティーバッティングです。
厳しい内角のボールにも対応するための練習です。
横からのボールを打つティーバッティング(遅いボール)
真横からトスされた遅いボールを打つティーバッティングです。
ゆるい変化球にも対応するための練習です。
逆打ちでのティーバッティング
通常とは逆の打席で打つティーバッティングです。
左右のバランスを整え、体幹を確認するための練習です。
他にも取り入れているティーバッティング
高めのボールを打つティーバッティング
高めにトスされたボールを打つティーバッティングです。
高めの速いボールに振り遅れないよう、対応するための練習です。
低めのボールを打つティーバッティング
低めにトスされたボールを打つティーバッティングです。
ゆるい変化球を拾って打つための練習です。
流し打ちのティーバッティング
トスされたボールを逆方向に打つティーバッティングです。
ボールを引きつけて、逆方向に強い打ち返すための練習です。
再現した動画の全編は、下記をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=mXNrhOC6tio