守備でゴロが飛んできた時、グランドの凹凸や小石などによって、不規則なバウンドになることを『イレギュラーバウンド』と言います。
イレギュラーバウンドは、特にグランド状態が悪い時に起こることが増えます。
しかし、不規則なバウンドを予測することは難しく、うまく対応できなければ、バッターの出塁やランナーの進塁を許してしまうため、何とか対応したいものです。
今回は、捕りづらいイレギュラーバウンドの時に、グラブさばきを良くするための練習方法を動画付きで紹介します。
ミニコーンを使ったイレギュラーの練習方法①
まず、ミニコーンを横向き直線にして並べます。
小さなコーンがなければ、障害物になるようなものを代用してください。
そして、ゴロを転がしてもらいます。
コーンが障害物となり、ボールのバウンドが不規則になります。
この練習を取り入れることで、速い打球やとっさの動きに対応できるようになります。
ミニコーンを使ったイレギュラーの練習方法②
次は、ミニコーンをランダムに並べて、ゴロを転がします。
繰り返し練習し、さまざまなバウンドに対応できるようにしましょう。
これらの練習の際は、無理に硬いボールを使う必要はありません。
選手に合わせて、柔らかいボールを使うなど工夫して練習しましょう。
色々なボールを使った練習方法
3つめは、色々な種類のボールを使った練習です。
柔らかいボールやソフトボールなど、素材の違うボールを使うことで、重さやスピード、ボールの跳ね方などが変わるため、とっさの動きの練習になります。
事前に、どのボールを打つのかを相手に知らせずに練習してみましょう。
リアクションボールを使った練習方法
リアクションボールは、反射神経を高めたり、イレギュラーバウンドに対応するための練習道具として開発されたもので、形状が凸凹になっているボールです。
他にも、リアクトボールなども販売されています。
これらの野球ギアから興味のあるものがあれば、取り入れても良いかもしれません。
詳しい練習方法と解説は動画をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=euA_zjmrNxk