良いバッターになるためには、ピッチャーの投げるボールに対して、うまくタイミングを取ることが重要です。
ストレートはもちろん、変化球など、緩急のあるボールでも、うまくタイミングを合わせることでヒットにできる確率が上がります。
今回は、バッティングでタイミングをうまく合わせるために必要な2つのポイントを解説します。
タイミングを合わせる2つのポイント
バッティングでタイミングを合わせるために大切なポイントは次の2つです。
1つめは、トップを早く作ってタイミングを早く取ること、2つめが、ゆっくり踏み込んでいくことです。
この2つのポイントができていれば、速いボールやゆるいボールでも対応することができるようになります。
速いボールにタイミングが遅れてしまったり、ゆるいボールに泳がされてしまうバッターは、トップを作る動作が遅いため、ボールが来るまでの時間に余裕がなくなり、ボールを見る時間が短く感じてしまいます。
そのため、結果的にタイミングが遅れて詰まってしまったり、ゆるいボールに泳がされてしまうことになります。
トップを早く作ってタイミングを早く取り、ゆっくりと踏み込んでいくことで、ボールを長く見ることができ、速いボールやゆるいボールにも対応することができるようになります。
トップを早く作る方法
トップを早く作るためには、ピッチャーの動作に合わせることで、早めにタイミングを取ることができます。
ピッチャーが足を上げた時に、自分も足を上げてトップを作りましょう。
足を上げないタイプの方は、重心を軸足に移し、トップを作ります。
このトップを作るタイミングが遅れてしまうと、慌ててトップを作ることになってしまい、タイミングを合わせる余裕がなくなってしまいます。
相手ピッチャーの動作を観察し、しっかりタイミングを取れるようにしましょう。
ゆっくり踏み込む
ゆっくり踏み込んでいくためには、ピッチャーが足を下ろし始めた時にステップを踏み込んでいきます。
この時に、一気に踏み込むのではなく、ゆっくりと間を持ったタイミングで踏み込むようにしましょう。
ゆっくりと踏み込むことで、タイミングが遅れて詰まってしまうと思われる方もいるかもしれませんが、早く踏み込んでしまうと、体が早く開き、バットが外回りしてしまうため、詰まってしまうことになります。
ステップをゆっくり踏み込み、バットがボールの内側から出すようにして打ち返しましょう。
動画ではさらに詳しく説明していますので、下記から動画をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=YaYyaD48Y8Q