ピッチャーが踏み出し足を着地させる時、かかとから着地するタイプと、つま先から着地するタイプ、あるいは同時にフラットに着地するタイプの3つに分かれます。
それぞれのタイプは、プロのピッチャーでも分かれており、どのタイプが一番良いというものではありません。
しかし、普段、それほど意識をしていない方でも、どのように着地するかを変えることで、スピードがアップするなど、より良いピッチングへとつながる可能性があります。
この記事では、つま先から着地することによる理論とメリットを解説しています。
この記事を参考に自分がどのタイプなのか?
また、どのタイプが適正かを確認してみましょう。
踏み出し足の役割に関する記事は、下記も参考にしてください。
かかとから着地するタイプ
かかとから着地するタイプの場合、かかとからつま先へと体重移動が行われるため、膝が前に折れてしまう可能性があります。
膝が前に折れてしまうと、踏み出し足がブレーキの役割を十分に果たせず、上半身への力の伝達にロスが発生してしまいます。
これは、前脛骨筋の収縮が原因で、発生しやすい状況になるためです。
実際に、かかとから着地してみると、膝が折れやすいのが、お分かりいただけるかと思います。
つま先から着地するタイプ
次に、つま先から着地するタイプの場合、かかとが後に着地した際に、ふくらはぎと太ももの後ろの筋肉に作用が働くことで、踏み出し足がブレーキ役を果たし、床反力(地面からもらう力)を得ることができます。
この、床反力を得ることで、上半身、腕の振りの強さを増すことが可能になります。
それぞれのパターンは、冒頭でお伝えした通り、どちらの方が良いという訳ではなく、かかとから着地するタイプでも、うまく上半身に力を伝えることができる選手もいます。
踏み出し足の使い方を試してみて、自分により合った方を採用するようにしてみてください。
詳しくは、わかりやすく解説された動画をご確認ください。
【提供元:もり鍼灸整骨院】
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