ピッチャーは最終的にボールを指先から放ちますが、下半身の力をボールに伝えることができなければ、スピードのあるボールを投げることはできません。
つまり、下半身の力をうまく伝えることができれば、球速は上がり、キレのあるボールを投げることができます。
今回は、野球ユーチューバー・クーニンさんのチームメイトが高校時代にやっていた下半身の練習方法を紹介します。
このトレーニングによって、球速アップにつながり、MAX143kmのボールを投げられるようになったとのことです。
軸足に重心を乗せる片足ジャンプ
まずひとつめは、“片足ジャンプ”です。
やり方は至ってシンプルで、家の中や狭い場所などでもできるトレーニングです。
投球時に踏み出す方の足(右投げなら左足)を上げて、その場でトントンとジャンプを繰り返します。
この時、次のポイントに注意しましょう。
- 同じ場所でジャンプする
- 膝を正面から見た時に膝と膝が重なるようにする
- 軸足の内側に重心が来るように意識する
下半身の勢いをつける横ジャンプ投げ
次は、“横ジャンプ投げ”です。
横ジャンプ投げでは、先ほどの片足ジャンプを投球方向に行い、スローイングします。
初めは、バランスやリズムをとるのが難しいので、コツを掴むまではシャドーで練習しましょう。
軸足と上体が「く」の字になるようにする
股関節を柔らかく使うステップの反復動作
3つめは、“足場の反復”です。
この練習は、マウンドを使った方が良いようですが、マウンドがなければ平地でも問題ありません。
やり方は、まずプレートの位置から踏み出せる限界の距離まで足を広げます。
その後、踏み込んだ足をステップ前に上げた状態に戻します。
そして、また踏み出せる限界の距離まで足を広げてステップします。
この動作を何度か繰り返してからボールを投げます。
こちらも慣れるまでに少し練習が必要ですので、まずはシャドーで練習しましょう。
以上、3つの練習を取り入れることで、ピッチャーの球速は上がり、ボールの質も向上することが望めます。
動画の全編は下記よりご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=e6xbELhIlfw
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