そこからステップをして、スイングへと移っていきますが、すべての重心を踏み出した足に移動するのではなく、軸足に体重を残します。
この軸足に体重を残しながら、ステップした状態を“ワレをつくる”と言います。
古田敦也氏の解説では、軸足に60%、踏み出す足に40%くらいとなっています。
補足説明
イチロー選手などの場合は、踏み込んだ足の方への体重の移動が高くなっています。
イチロー選手などの場合は、踏み込んだ足の方への体重の移動が高くなっています。
カベをつくってタイミングを合わせる
体重移動をそのまま続けると、体重は踏み出した足へと流れてしまいます。
そこで、体重移動を止める動作がいわゆる“カベをつくる”という動きです。
このカベをつくるという動きは、特に中学生以降、変化球に対応するための大切な動作となります。
体重を戻してヘッドスピードを上げる
カベをつくった後、重心の移動が止まります。
そこから、インパクトへ持っていく際に、さらにヘッドスピードを上げるため、体重を軸足の方に戻します。
そうすることで、体は軸足の方へと戻るイメージになりますが、バットのヘッドスピードを加速させることができるのです。
このあたりの解説は、動画を見ていただくとイメージしやすいと思います。
また、最後にフィニッシュの形も、ホームランバッターと一般的なバッターで違う点も解説されています。
解説動画の全編は下記をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=YJPTPQeaBKE