野球の基本となるキャッチボール。
でも、慣れていない幼児や小学生には難しいかもしれません。
そんな時にどのように教えたらいいのか?
悩める指導者やお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか?
そもそも、野球経験者であっても、自分が教えてもらったキャッチボールの方法については、記憶に残ってない人がほとんどです。
今回のテーマは、キャッチボールが簡単にできるようになる方法を解説します。
小さい子供に教える指導者、お父さん、お母さんは必見です。
キャッチボールは使うボールがポイント
幼児や習い始めたばかりの小学生は、なかなかキャッチボールがうまくできません。
しかし、スタートは誰もが経験することです。
ここで注意しなければいけないのは、いきなり硬いボールを使わないこと。
慣れない子供に対して、いきなり硬式ボールを使う人はいないかもしれませんが、軟式ボールもおすすめしません。
なぜなら、いくら軟式ボールとは言え、当たれば子供にとっては痛いからです。
初めに痛さを覚えてしまうと、子供はボールが怖くなり、目をつぶってしまったり、ボールから逃げてしまいます。
ボールを怖がる子供に対しては、当たれば痛い硬いボールを使わないようにしましょう。
「プロ野球選手になるため、今から硬式に慣れさせよう!」
なんて、そんなに慌てなくても大丈夫です。
まずは、当たっても痛くない“柔らかいボール”を使うことをオススメします。
当たっても痛くないボールを使うことで、キャッチボールを楽しむことができますし、グラブをつけなくても良いので、素手でキャッチする感覚を覚えることができます。
ボールの選び方は、おもちゃ屋で売っているようなビニールボールで十分です。
また、新聞紙などを丸めてガムテープで巻いた手作りのボールでも問題ありません。
ボールのサイズは子供の手でしっかりと握れるくらいの大きさが良いでしょう。
あまり大きなボールを使うと、そもそも子供は手が小さいため、しっかりと捕ることができません。
子供の手の大きさに応じて、選ぶようにしましょう。
ボールを選ぶ時のポイントは、当たっても決して痛くないことと、子供が握れるサイズのボールを選ぶことです。。
また、グラブはボールを捕るのに慣れてから使うようにしましょう。
素手で捕ることで、捕球の感覚や捕球のポイントがわかるようになります。
幼児や低学年の子供を抱える少年野球チームでは、柔らかいボールを用意して、まだキャッチボールができない子供は分けて練習するようにしましょう。
捕球は人差指の付け根が中心
次に、ボールを捕球する方法です。
ボールをキャッチする時、つまり捕球の時に大切なことですが、野球を教えている人でも、見落としがちなポイントです。
写真を交えて解説します。