まず、ボールを捕るためには、ボールをしっかりと握らなければいけません。
ボールの握るタイミングについては、何度も練習して覚えるしかありませんが、握るためのポイントは教えてあげることができます。
そのつかむポイントを示してあげましょう。
マジックなどで印をつけてあげると子供もわかりやすくなります。
人差指の付け根部分をポイントにすることで、ボールを手のひらで包み込むことができます。
人差指の付け根部分のポイントにボールが当たると同時に、他の指で包み込むイメージです。
こうすることで、ボールが手から落ちることはありません。
手で包むことができたら、ボールを引っ張って、握る感覚を覚えさせてあげましょう。
こうして、キャッチボールをする前に、ボールを捕るポイントと握る感覚を覚えることで、ボールの捕り方がわかるようになります。
動いたボールを捕る練習
さて、次は実際に動いたボールを捕る方法です。
動いたボールを捕ることができれば、一気にキャッチボールの形に近づきますよ。
まずは、素手のまま捕る練習をしましょう。
投げる方は、下からトスするようにゆっくりと投げてあげます。
でも、しばらくやっているとこんな光景が繰り広げられます。
ボールを捕ろうとして手を出しても、そのまま捕ることができず、お腹や足に当ててしまうあの光景です。
いくら柔らかいボールを使っていても、顔の前に来るボールは少し恐怖心が出てしまうものです。
これは条件反射のようなものです。
そのため、低い位置でボールを捕ることになってしまい、そのままお腹や足に当ててしまうのです。
でも、これを捕れるようにする練習方法があります。