ピッチャーが球速とボールのキレを上げるためには、下半身から上半身、そして最後は指先まで全身の力を使って投げる能力を身につけなければなりません。
今回は、ピッチャーが球速とボールのキレを上げるために、必要な上半身の使い方と練習方法を動画つきでご紹介します。
下半身の使い方のポイントと、練習方法はこちらをご覧ください。↓↓↓
上半身をうまく使うポイント
ピッチャーは、投球の際に下半身から始動し、下半身の体重移動の力を上半身の回転力へと変えていきます。
その下半身から上半身に力を伝える時の回転の軸となるのが、踏み出した足の股関節になります。
この時、股関節の回転と肩、腕の回転方向を一致させることで、回転力が増し、スピードやキレのあるボールを投げることができます。
股関節、肩、腕の回転方向がずれてしまうと、十分に力が伝わらず、スピードが出ない上、コントロールも悪くなる原因になるので注意しましょう。
また、上半身を回転させる時に、踏み出した足の膝が折れてしまうと、回転力が半減しますので、その点も注意が必要です。
上半身をうまく使うポイント
- 下半身の体重移動で勢いをつける
- 踏み出した足の股関節で回転する
- 股関節、肩、腕の回転方向を一致させる
- 踏み出した足の膝が折れないようにする
股関節・肩・腕の回転を一致させる練習方法
股関節・肩・腕の回転方向を一致させる練習方法に「ボール背負い」があります。
ボール背負いのポイントを意識して、練習してみましょう。
ボール背負い
- 踏み出し足が着地した状態で開始する
- ボールを持ち、ボールを持ったまま後頭部につける
- グラブ側の脇腹を縦に縮めるように回転する
- 回転と共に前足に体重をのせる
この練習を繰り返すことで、下半身と上半身が連動し、球速アップやキレのあるボールを投げることができます。
詳しい解説と練習方法は、動画をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=CI7Nvn04meo