走塁は野球の試合で勝つ上で、非常に重要な要素を握っています。
第1回のWBCで、日本を率いた王貞治監督は、WBCで優勝するために、“スモールベースボール”を掲げました。
“スモールベースボール”とは、機動力や小技(バント、進塁打)などを使って、確実に1点を獲りにいく攻撃のスタイルです。
普段、日本のペナントレースでは、リーグ戦が行われていますが、WBCの決勝トーナメントでは、一発勝負に勝たなければいけません。
王監督は、世界のトップレベルで勝つために、日本の繊細な野球とチーム力の可能性に見出しました。
その結果、見事優勝し世界一を勝ち取ることができたのです。
ここぞの場面では、走塁技術があるかどうかで勝敗が分かれることがたくさんあります。
今回は、走塁の重要性について、仁志敏久氏が解説する動画を紹介します。
走塁が試合の流れを変える
走塁は試合の中で、大きく流れを変えます。
どうしても点を獲りたい時に、ヒットでつなぐ可能性だけに賭けるのか?または、盗塁で一つでも先の塁に進めることができるか?で試合の展開は大きく分かれます。
ヒットエンドランを仕掛ければ、通常なら内野ゴロの打球を相手野手を動かすことでヒットにすることもできます。
このように、意図的に走塁を絡めた攻撃を仕掛ければ、相手の流れを止め、チームに流れを呼び込むことができるのです。
野球への意欲につながる
走塁は野球への意欲にもつながります。
手を抜かず全力で走ること、おろそかにせず走塁技術を高めることで、野球のおもしろさが2倍にも3倍にもなります。
そして、意欲を持って練習すれば上手くなるのも走塁の特徴です。
走塁では、点差、イニング、アウトカウント、打順、相手の守備体系、相手の守備能力など、たくさんの要素から状況判断を行います。
ぜひ、積極的に走塁の練習に取り組んでみてください。
動画の全編は下記をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?time_continue=15&v=u0gHuJz6ZMA