プロ野球などでも、守備のうまい選手は、非常にリズムを感じる捕球から送球の流れができています。
しかし、守備の苦手な選手は、捕球から送球までのリズム感がなく、ぎこちない動作になっていることが少なくありません。
今回は、守備でリズムが取れない選手でも、捕球から送球までのリズムが良くなる練習方法を紹介します。
守備がうまい選手の特徴
守備の苦手な選手のパターンとして、打球に対し、一定のリズムで進んでしまうため、捕球までの流れがうまくいかなかったり、バウンドに対してリズムよく入れない傾向が見られます。
一方、守備のうまい選手は、打球に対して立体的に動けるため、リズムの合わせ方もうまく、バウンドに入ってから送球までをスムーズに行うことができます。
守備の苦手な選手は、まずは、自分の動きにリズムをつけ、その後に、打球に対してリズムをつけることで、捕球から送球までをスムーズに行うことができるようになります。
リズム感を養うシャッフル
1つめの練習方法は「シャッフル」です。
シャッフルは、試合や練習前のウォーミングアップでも取り入れることで、チーム全体の足の動かし方を鍛えることができます。
シャッフルは、ラダートレーニングなどにも取り入れられている動作ですが、1、2、3のリズムで斜め45度の方向にステップをします。
最後の3の動作では、少しタメをつくり、次に逆方向へとステップしていきます。
記事の最後に動画で紹介していますので、同じリズムで練習に取り入れてみてください。
応用力を鍛えるギャロップ
2つめは、「ギャロップ」です。
ギャロップも、試合や練習前のウォーミングアップに取り入れてみましょう。
ギャロップの動作は、馬の走るリズムに近いステップになります。
小刻みに前にステップし、次の片足のステップは少し間を伸ばしてステップするようにします。
言葉では、伝わりづらいため、細かな動作は、最後の動画をご覧ください。
このギャロップを取り入れることで、守備のリズムに応用力をつけることができます。
守備にリズムをつける練習方法
守備にリズムをつける練習方法では、守備の基本的な動作を4つに分けます。
- 右足のステップ
- 左足のステップ&捕球
- ボールの握り替え
- スローイング
この4つの動作を、自分の好きなリズムのある言葉に置き換え、動作に合わせながら、まずはボールを使わずに練習します。
4つの動作がスムーズにできるようになれば、次にボールを転がしてもらい、ボールの動きに合わせて捕球から送球まで、一連の動作を練習します。
この時も、リズムをとる言葉を自分で発しながら行い、自分の動きとボールの動きが合うようになるまで繰り返し練習しましょう。
詳しくは動画をご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=uqDfZK_-Jq8